kAMDReceiveMessageErrorでインストール失敗

AdHocビルドした開発中のアプリを、iPhone 3Gのテスターさんに配布したときに発生したエラーです。

こちらの記事を参考に実際にインストールしていただいたのですが、macユーザーは問題なく、Windowsユーザだけで発生しました。
[iphone]iphoneアプリをAdhoc配信で貰った場合のインストール方法まとめ

kAMDReceiveMessageErrorで検索すると、同じようなケースに遭遇されている方を見つけました

kAMDReceiveMessageError

WindowsでiPhone構成ユーティリティを利用したインストール、という環境も同じでした。
info.plistのRequired device capabilitiesを削除すればOKだそうですが、この方も指摘されているように、削除してしまうとアップルの申請に通らなくなってしまう可能性が高いですね。テストの間だけ割り切って削除する手もありますけれど。
iTunes経由でインストールする場合は発生しない(よく気づきましたね・・・)ので、iTunesを使うべきなのでしょうか。

と思ったら、iPhone構成ユーティリティの最新版(3.3)がリリースされました
iPhone 構成ユーティリティ 3.3 (Windows)
これからちょっと試してみます。

Required device capabilitiesはアップルへの申請時に「このアプリはこんなデバイスを利用しています」と申請するための記述なので、プログラムの動作そのものには影響ありません。また、デフォルトでは設定されていない項目なので、配布を目的としない実機テスト段階では発生しないエラーだと思います。
言いかえれば、配布段階でいきなり発生するのでちょっとドキッとしますね(笑)

追記(2011/04/23)

顛末としては、エラーの出ていた端末が、プロビジョニングファイルの対象デバイスから漏れていたというオチでした。
正確には実機とは異なるデバイスIDが登録されていました。単純な確認ミスですね。
前向きにとらえると、該当しないデバイスにインストールしようとした場合もkAMDReceiveMessageErrorが返されると言うことが分かりましたね。(笑)