ShareMarker 1.00 リリースしました

今月半ばに申請を出していたiPhoneアプリ「ShareMarker」がようやく受理されました。

ShareMarker
カテゴリ: SNS
価格: 無料 App

実際にアプリを申請された方のブログなどを拝見していますと、通常アプリケーションをiTunes Connectに送信してからレビュー開始までに1週間程度待たされるものの、実際にレビューが始まると約1日くらいで結果が分かると書いてあったのですが、ShareMarkerの場合、レビュー開始までに1週間、その後レビュー完了までさらに2週間を要しました。最初だから時間がかかったのか、画面遷移が多いのでレビューに時間がかかったのかは不明ですが、ここまで2週間ずっとモヤモヤしていたのでとりあえずホッとしたというのが正直な感想です。

せっかくなので、アプリの宣伝をちょこっとだけ。

ShareMarkerは自分だけが知っている(はず)お気に入りの場所を共有するサービスです。
気に入った場所・お店を見つけたら、写真を撮って、コメントを書いて、地図上に貼り付けることで友人達と情報を共有することができます。

こうしたサービスは、例えば大手サイトなどでも似たようなものを見かけたりしますが、個人的な狙いとしてはもう少しローカルな、地元の人たちが気軽に訪れる場所とかお店をメインに集めていきたいと考えています。

現在は札幌市内、特にすすきの周辺(笑)のお店情報が充実しているわけですが、狙いがローカルなのでこんな感じになります。こういう小さな輪が、全国あちこちに広がればいいなと考えています。

久しぶりに帰省した友人連れて飲みに行くときに「あの店どこだっけな」的な使い方をしてもらったり、友人が旅行先で投稿したマーカーを見て「へえ、素敵な場所だな」と興味を持ってもらえたら最高ですね。

アプリ的には機能に関してまだまだ不親切な部分があるのと、友人間での情報共有の手段をもっと充実させないといかんなあと思っています。
使ってみての感想・要望などあればコメントお願いします。

AppStore経由でのXcode 4.2アップデートにハマる

Xcode4から、入手先がAppStore経由でのダウンロード方式に変わったわけですが、これで見事にハマりました。
正確にはXcodeではなくAppStoreなんですが。

Xcode4.2にアップデートしようとしたものの、1.8GBもあるファイルを一気に落としきれず、一旦中断。
ダウンロード途中のファイルは一時フォルダに格納されてレジューム状態に入るため、再開すれば中断した状態からダウンロードが再開される・・・はずだったんですが、これがいつまでたっても再開しないのです。

AppStoreを立ち上げ直したり、アカウントをサインアウト&サインインしてみても効果なし。
AppStoreのメニューには[Store]→[ダウンロードが完了していない項目があるか確認…]という、いかにもそれらしい項目は存在するのですが、こちらをクリックしても「全てダウンロードされています」と表示されるだけ。

諦めてXcode4.1で開発続けようとも思いましたが、残っている作業はiOS5での実機テストだったので、SDKがないことにはインストールもできません。ほとほと困ってしまいました。

で、ひょっとしたらレジューム状態の一時ファイル消しちゃえばいいんじゃない?と思いついたわけです。

結果的にこれがアタリだったわけですが、まず一時ファイルの格納先がわからず調査。
するとAppStoreにデバッグモードなんてナイスなモードが存在することが分かりました

Where does the Mac AppStore download temp files to
http://www.ryanragle.com/index.php?/site/comments/where-does-the-mac-app-store-download-temp-files-to

具体的には、ターミナル上から「defaults write com.apple.appstore ShowDebugMenu -bool true」と叩いてからAppStoreを立ち上げると、メニュー最後尾に「Debug」が追加されます。ここから「Show Download Folder…」を選択すると、ファイルの格納先が表示されます。私の環境では「/private/var/folders/0s/[英数字の羅列]/C」というパスでしたが、このあたりは環境によって異なってくるかと思われます。

で、そのフォルダ直下にあった「com.apple.Xcode.501」フォルダをまるっとゴミ箱へ放り込み、AppStoreを起動します。
すると「アップデート」のアイコンに「①」というバッジが表示されており、クリックするとXcodeがダウンロード開始をゼロの状態で待ち受けていてめでたしめでたし、というわけでした。

ちなみにインストール完了後、自動的にXcodeが4.2にアップデートされるわけではなくて、アプリケーションフォルダにある「Install Xcode.app」を起動することでXcode 4.2への更新が始まります。なんで?って感じなんですけどね。恐らくはAppStoreのレジューム機能を活用したかったのではないかと邪推するわけですが、それにしても直感的でないですよね。アップルらしくないというか。

iPhoneのファームウェア置き場

iPhoneアプリを開発していると、様々な実機でかつ様々なOSバージョンでテストする必要に迫られるわけですが、肝心のOSファームウェアをAppleが公開していません。

iTunes経由でファームウェアの復元を行う場合、Windows環境であればctrlを、Mac環境であればoptionを押しながら「復元」ボタンを押せば、復元対象となるファームウェア(.ipswファイル)を指定できるわけですが、ローカルに保存されるファームウェアは最新のイメージを除いて全て削除されてしまう(少なくともMac環境では)ため、毎回アップデートをかける前に1世代前のファームウェアを別のフォルダにコピーする、という作業を怠ってしまうと取り返しの付かないことになってしまいます。

そこで必然的にグレーなROM置き場が必要になってくるわけですが、私が見つけたのはここ。
iPhone以外のアップル製品のファームウェアも置いてあります。

iPod, iPhone and iPad Firmware Download
http://www.felixbruns.de/iPod/firmware/

上記サイトはこちらのサイトを辿って見つけました。(ありがとうございます)

iPhoneOSの保存先
http://pentan.info/iphone/iphone_os.html

ちなみにMacだと、iTunes経由でローカルに保存されるファームウェアは
/Users/[ユーザ名]/Library/iTunes/iPhone Software Updates
に格納されているのですが、OS X 10.7 Lionでは隠しフォルダ扱いになってしまい、Finder上に表示されません。
常に表示状態にする
にはターミナル上から「chflags nohidden ~/Library/」と叩くと見えるようになります。
非表示状態に戻すには「chflags hidden ~/Library/」です。

参考サイト:
OS X 10.7 Lion で隠しフォルダになったライブラリを常に表示させる方法
http://tukaikta.blog135.fc2.com/blog-entry-166.html